雑記

南仏でのラグジュアリーを感じた出来事

フランスのある古城で行われたバロックコンサート

フランスのある古城で行われたバロックコンサートに招待され、ロールスロイスで出かけました。

南仏のニースから30分ほどドライブした場所にその古城はありました。

入り口の門を車でくぐり古城までのエントランス。両脇には手の行き届いた植木が私たちを古城へ誘います。

コンサートは古城の一室で行われました。石造りの部屋にバロック音楽の特徴とも言えるチェンバロの音色と声楽の透き通った美声が鳴り響きます。電気を通さない生の音です。息づかいや気持ちの抑揚、すべてがダイレクトに伝わってきます。

数百年前に繰り広げられた世界が現在に遡り、私たちの目の前に拡がっていました。

 

ラグジュアリーなシツラエ

コンサートも素晴らしかったのですが、コンサート終了後パーティーが開催された庭にも感動しました。

ワインを頂きながら敷地内を散歩しました。広い庭には食事や飲み物を提供するテーブルはもちろんのこと、皆が寛げるようソファや調度品、キャンドル、花がいたる所に飾ってありどの場所にいても適度なリラックス感と出会った方との会話が弾む空間づくりがされていました。

そこに存在する全てのモノが「ここ」でなければならないという場所・角度で置かれていました。それは調度品、キャンドル、花など当日の会場にある全てのモノです。

また、それらのモノは私たち人間から見てベストなポジションに置かれていることは勿論、置かれているモノそれ自身の視点(生き物としての捉え方での書き方にしています)に立った時に一番喜ぶ位置に置かれていました。

万物を愛情ベースで捉え、その全てを注いで創られた空間はとても美しく、ラグジュアリーとして歴史を継承することの意味を知りました。

 

詳しくはコチラ

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  • この記事を書いた人

Kawamura Hiromitsu

「教育」21年間公務員として教鞭をとる→「モナコ滞在」にて映画のような日常を知る→起業し事業を営むかたわら社会貢献活動にも力を入れている。モナコをはじめヨーロッパと日本を行き来する生活を送り人生を愉しんでいる。

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