坪ビジネス

空きスペースを利用したビジネスアイデア

 

ビルを所有していて、その空きスペースを利用して収益を生みたい、お金を生む空きスペースの有効活用のアイデアはないか、新規事業を始めたいけれどリスクは極力少なくしたい、コストを抑えて多店舗展開したい、などお考えではないでしょうか。

私が提唱している坪ビジネスとは1坪から3坪くらいの狭小スペースを活用したビジネスモデルです。一般的には、スペースが小さいことから、制限がかかることにフォーカスしがちですが、実は狭いからこそ、初期投資が少なく、またランニングコストも下げることができるため、非常に効率の良いリスクの少ないビジネスモデルになります。

この記事を読むことで、ビルの空きスペースや狭小スペースを活用したビジネスアイデアのヒントとして頂き、ご自分の最適なビジネスモデルを構築してもらえればと思います。

 

空きスペースを利用したビジネスアイデア

1坪〜3坪くらいの狭小スペースでも充分にビジネスを始めることができます。考え方として狭い場所でも出来ることを考える方法と、既存のビジネスの不必要な要素を極力なくしスリム化したビジネスモデルにする方法があります。想像を巡らせると狭小スペースで営業可能な業種は意外にたくさんあります。

 

1坪もあればできるビジネス

空きスペースと言っても物件によりスペースの形や面積は様々です。その中でも1坪もないスペースでもできるビジネスがあります。1坪と聞くと狭いように感じると思いますが、1坪は約3.3平米なので、1.8m×1.8m以上ありますので収納の工夫次第では意外に広くスペースを使うことができます。

大きなものを扱わない物販、サービス重視のビジネスが良いと思います。

・飲料店
・占い
・質屋買取窓口
・ガチャガチャ
・小物販売店
・私書箱サービス
・自動販売機
・事務所(住所利用)
・合鍵製作
・チケットショップ
・靴みがき

など

 

3坪くらいの敷地に適したビジネス

・飲食店
・荷物預かり
・コインランドリー
・マッサージ

など

ができます。こうして考えると意外と敷地面積が大きるなるとアイデアが出てこないものです。不思議ですね。(笑)ここ数年、マッサージ店も増えましたが、ある程度の工夫は必要ですが、3坪もあれば充分に開業できると思います。

 

アイデア次第でこんなことも!

アイデア次第では、下記のようなビジネスも出来きます。

・ミニカーやさん
・ミニチュアレゴやさん
・ビーズやさん
・お箸専門店
・カップ麺専門店
・缶詰専門店
・スマートフォンの修理
・街のコンシェルジュ

この中には、既存ビジネスでないものもありますが、社会の変化や地域環境から柔軟な発想で考えれば狭いスペースでもできるビジネスが無数にあると思います。

 

オススメの一坪ビジネスは

1.占い

狭小スペースを活用した私のオススメのビジネスは、占いです。特別な設備もいりません。必要最小限で開業するならテーブルと椅子、電灯があればできます。そして、占いは仕入れも必要ありませんし、お客さんがこられた売上が収益に繋がります。きわめてリスクの低いビジネスです。集客の導線ができれば、すぐにでも利益を上げることができます。

2. 飲料店

飲料店もオススメです。占い店に比べれば開業コストはかかりますが、利益率の高いビジネスモデルです。ここでいう飲料店とは、コーヒーや紅茶、ジュースなどを販売するドリンクスタンドのようなイメージのものです。私の手掛けたSparkling Arashiyamaもこれにあたります。

提供するドリンクラインナップとしては大きく2つに分けることができます。一つは自社オリジナルにこだわったドリンクです。商品開発をしてブランドイメージ創り、それを提供するやり方。もう一つは一般的に流通しているドリンクの販売です。

私は前者のブランドイメージを持ったオリジナルドリンクの提供が良いと思います。一般的に流通しているドリンクに比べると、どうしても仕入れ原価は上がりますが、集客とう観点では、そのお店に魅力を感じたファンをつくることが、長期的にみて経営状態を良く保つポイントだと思うからです。

まとめ

狭小スペースであるため、物理的な制限はありますが、それをメリットとして頭を切り替え発想することで新たな可能性が生まれます。既存の業種は可能な限り取り扱い商品を絞り込む、サービスを絞り込む、新たな価値感で勝負する、など工夫すれば様々な業種に適応できると思います。

狭いからこそ、設備も最低限必要なものに絞り込まなければなりません。ということは、本当に何を提供すべきかが見えてくるのではないでしょうか。それこそが、ビジネスとして成功する鍵だと思います。

坪ビジネスをしないまでも、一度現状のビジネスを狭小スペースでやるにはどうすれば良いかを考えてみることで、あなたのビジネスの強みを発見するかも知れません。

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  • この記事を書いた人

Kawamura Hiromitsu

「教育」21年間公務員として教鞭をとる→「モナコ滞在」にて映画のような日常を知る→起業し事業を営むかたわら社会貢献活動にも力を入れている。モナコをはじめヨーロッパと日本を行き来する生活を送り人生を愉しんでいる。

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