雑記

"紙ストロー"のオススメ

実際に紙ストローをつかってみた感想

使ってみたレビュー

スターバックスをはじめ、たくさんのカフェでプラスチックストローに代わるものとして注目されている”紙ストロー” 環境汚染の観点から注目されていますが、実際に使ってみた耐久性やコスト、使用感など、メリットやデメリット両面からレポートします。

こんな方におすすめ

  • 自分のカフェで使用するか検討している
  • 実際に紙ストローを使ってみた感想を聞きたい
  • プラスチックストローと比べて耐久性はどうなのか
  • コスト面ではどうなのか

私は京都嵐山で”スパークリング嵐山”という店名の大人のティーソーダ専門店を経営しています。プラスチックゴミによる環境汚染、特に海洋汚染への影響から小さな行動ではありますが、プラスチックゴミを減らしていこう!とプラスチックストローから紙ストローに切り替えました。その経験からカフェなど飲食業で紙ストローを使うべきか悩んでいる人、また家庭での使用を考えている人への情報提供ができればと思い、実際に導入し使ってみた感想などをシェアします。

 

こちらの紙ストローセットを購入

紙ストロー今回購入したのは、6種類のデザインの紙ストローがそれぞれ25本入っているお得なセットです。全部で150本 です。デザインはゴールド一色、ゴールドと白からなるストライプや星、ドット、ハートなどのアソートです。金色の部分は箔が貼り付けてあります。箔といっても当然純金ではありません。ちょっと残念。(笑)

長さ:196mm  太さ:6mm    内容量:250本

 

紙ストローってコスト面では? 高いの??

今回購入した紙ストローは250本。もちろん商品により単価は変わりますが、平均的にはプラスチックのものに比べ2〜3倍のコストがかかります。

安いプラスチックストローになると数円台のものもありますので、カフェなどで大量に使う場合には、固定費への影響が出てきます。

そう思うとスターバックスなどの世界に2万店舗以上を構えている企業の決断は素晴らしいですね。ただ順次移行しているようで、一気に切り替えている訳ではないようですが。

 

紙ストローの耐久性は?

皆さんの一番気になるのが、素材が紙なので水に対して、どれだけもつのか?という耐久性についてではないでしょうか?

実験をしてみたのですが、それが意外に強いというのが、私の感想です。先ず水に浸しておいて変形せずにどれくらいもつか?ですが、紙は柔らかくなるものの1時間程度もちました。10分くらいでフニャフニャになるのかと思っていましたが、そうではありませんでした。

ですが、お客さんのストローの使い方を見ているとジュースを吸うためだけに使うのではなく、氷やジュースをかき混ぜるのに円を描くようにグルグルと回すような使い方をする人が多いです。そうなってくるとストローにとって力のかかる指先の部分や蓋の所にストレスがかかりポキっと折れやすくなります。

提供後すぐに飲みほす人なら問題はありませんが、10分〜15分とか時間をかけてゆっくりと飲む人にとっては、一部がグニャっと曲がったりするのは事実です。そんな時にはもう1本差し上げるのですが。。。

なので、ストローに力をかけずに使用するのなら、通常の使用時間には耐えると思いますが、やはり普通はストローでジュースをかき回すような使い方をする人が殆どなので、ゆっくり飲む人には対応できない、というのが現実です。

ですが、今後は紙ストローの需要が延びていくでしょうし、メーカー側の開発も進むと思いますので、かなり耐久性は上がってくるのではないでしょうか?

紙に限らず竹の繊維を利用したストローも出てきましたね。エコの方向にいくことは間違いありません。

 

紙ストローの魅力は?

なんてったって可愛い♡意外かも知れませんが、紙ストローの方がデザインにバリエーションがあって可愛いんですね〜。

紙ストローは紙管のように巾の細い短冊状の紙をねじるようにして固めて作られています。その細い短冊状の紙はストローになる前は平面です。なので、様々なデザインのプリントを施すことができます。そのような理由からおしゃれで可愛いデザインのものも多く見られます。

カフェでの使用はもちろん、パーティーでも飲み物を引き立てる脇役としてテーブルを演出してくれますね!

 

紙ストローのメリットとは?

・環境に優しい

・燃やすことができる

・可愛いデザイン♡

・長さ、太さもヴァリエーション豊富

・お店のイメージアップ

・意識高い系

 

紙ストローのデメリットとは?

・プラスチックストローと比べ耐久性は劣る

・長時間の使用にはむかない

・コストが高い

・紙の口触りに好みが分かれる、

 

結論

スパークリング嵐山では、紙ストローに切り替えて9ヶ月ほど経ちます。コスト面ではプラスチックストローに比べ3倍程度高くなりますが、プラスチックによるゴミ問題や海洋汚染、土壌汚染のことを考えると自分の店のことだけで考えるのではなく、私達は地球上に存在していて、そこには環境があり、環境は人間が創っていくという視点に立ち、地球の利益になる判断をすべきだと思います。

とは言え、プラスチックは非常に便利なもので私達の生活に欠かすことができない素材であることも事実です。いきなりプラスチックを0にすることはできませんし、得策ではないと思います。ただ、そのような視点に立ち、直面する様々なケースごとに一人ひとりがプラスチックを選択するのか、それに代わる素材を選択するのかをしっかり考える習慣が必要なのだと思います。

カフェなどのお店は、お客さんに対して社会に対して個人よりも影響力があります。それを踏まえると一歩先をゆく判断をして、多少コストが上がっても未来を買う気持ちで紙ストローに切り替えるのが良いと思います。

その考え方がお店の信頼に繋がり、繁盛にも繋っていくのではないでしょうか。

また、家庭においても紙ストローを使用することをオススメします。使用量が少ないからこそ、紙ストローを使って、カラフルでバリエーションのあるデザインを楽しみながら過ごすことは、とても大事なことだと思います。またこのような話題に触れるのも良いかもしれませんね。

先ずは一度購入し、試してみては如何でしょうか?

スポンサーリンク

  • この記事を書いた人

Kawamura Hiromitsu

「教育」21年間公務員として教鞭をとる→「モナコ滞在」にて映画のような日常を知る→起業し事業を営むかたわら社会貢献活動にも力を入れている。モナコをはじめヨーロッパと日本を行き来する生活を送り人生を愉しんでいる。

-雑記

S